アンティーク食器・アンティークカトラリー のレビューを一部ご紹介
アンティークリーブスで実際にいただいたレビューの中から、魅力が伝わる部分を要約・抜粋して掲載しています。※クリックで販売ショップの詳細ページへ移動します。
アンティーク食器のある暮らし
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remi_blanc27 さんの投稿
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アンティーク食器・カトラリーの魅力と種類について
和洋を横断する、多彩なアンティーク食器の世界
アンティーク食器・カトラリーの魅力は、時代や国ごとにまったく異なる表情を見せてくれることです。
ヨーロッパのティーカップ&ソーサー、ホテルユースのプレート、北欧のデイリーユースなプレートやボウル、日本の古伊万里・有田焼・漆椀や膳など、同じ「食器」でありながら背景にある文化や暮らしが大きく異なります。
テーブルコーディネートの主役としても、日常の一皿としても、日々の食卓に物語を添えてくれる存在です。
素材ごとに異なる味わい ― 陶磁器・漆器・ガラス・金属
アンティーク食器に使われる素材は、大きく分けて「陶器・磁器」「漆器」「ガラス」「金属(シルバー・洋白など)」に分かれます。
洋食器・陶磁器では、ボーンチャイナやアイボリーカラーの磁器、手描きのフラワーパターン、転写プリントなど、焼成方法や装飾技法の違いが魅力になります。和食器・和陶磁器では、染付・色絵・赤絵・金彩など釉薬と絵付けの組み合わせによって、地域や窯の個性がはっきりと現れます。
漆器は、木地に何層も塗り重ねられた漆が時間とともに艶を増していくのが魅力で、吸水・紫外線・乾燥への配慮が長く使う上で大切になります。ガラス食器は、プレスガラスや吹きガラス、ウランガラスやカット入りのクリスタルなど、光との相性の良さが特徴です。シルバーウェア・カトラリーは、純銀・シルバープレート・洋白など素材の違いによって重さや手触りが変わり、おもてなしのテーブルを引き締めてくれます。
柄とモチーフが語る、時代と文化
アンティーク食器の世界では、絵柄やモチーフから時代や文化を読み解く楽しさがあります。
ヨーロッパの洋食器では、ロマンティックな花柄、ハンティングシーン、風景画、貴族の紋章などが代表的なモチーフです。一方、日本の和食器では、季節の草花、吉祥文様(松竹梅、鶴亀など)、幾何学文様、市松や麻の葉、雲や波を抽象化した文様などが多く用いられ、手に取るだけで「どの季節の器か」「どんな場面で使われてきたか」を想像することができます。
同じシリーズで揃えるのはもちろん、あえて和と洋を組み合わせたり、図案のテイストを揃えてミックスしたりすることで、現代の暮らしに合う“自分だけのテーブル”をつくることができます。
シーン別に楽しむアンティーク食器・カトラリー
アンティーク食器・カトラリーは、特別な日のためだけのものではなく、いつもの食卓でも活躍します。
朝食には北欧のプレートやマグを、昼食には和食器の中皿や小鉢を、ティータイムには英国のカップ&ソーサーやケーキプレートを、晩酌には古伊万里の盃やガラスのタンブラーを、といったようにシーンごとに使い分けることで、同じメニューでも印象が大きく変わります。
シルバーのカトラリーやサービングアイテムを一つ添えるだけでも、テーブル全体にぐっと奥行きが生まれます。季節ごとの器の入れ替えや、行事食(お正月、お祝い、ハレの日)に合わせた器選びも、アンティークならではの楽しみです。
コレクションとして、そして日用品として
アンティーク食器は、飾って眺めて楽しむ「コレクション」としての顔と、毎日の暮らしで使ってこそ魅力が増す「日用品」としての顔の両方を持っています。
同じシリーズを少しずつ増やしていくのも良いですし、「白いプレートだけ」「青い器だけ」「金彩入りのカップだけ」とテーマを決めて集めるのも楽しい方法です。
貫入や小さなスレ、金彩の薄れなどは、長く使われてきた証でもあります。完璧さではなく、歴史の積み重ねそのものを愛でる視点を持つと、アンティーク食器との付き合いがぐっと豊かなものになります。
アンティーク食器・カトラリーについてのよくある質問
アンティーク食器は、実際に使っても大丈夫ですか?
基本的には、コンディションの良いアンティーク食器は、日常の食器と同じようにお使いいただけます。
ただし、ひび割れが内部まで達しているものや、欠けが大きいもの、釉薬の剥離が目立つものは、観賞用として楽しむほうが安心です。
陶磁器の場合は、通常の中性洗剤とぬるま湯、柔らかいスポンジで洗えば問題ないとするショップが多く、極端な温度差と強い衝撃を避けることが推奨されています。
電子レンジや食洗機で使ってもいいですか?
アンティーク・ヴィンテージ食器は、基本的には電子レンジ・食洗機は避けた方が安全です。
古い陶磁器やガラスは急激な温度変化に弱く、ヒビや割れの原因になることがあります。また、金彩や転写プリントは強い水流や高温で剥がれやすくなります。
普段はぬるま湯と中性洗剤、柔らかいスポンジでやさしく手洗いし、しっかり乾かすケアが安心です。
陶磁器のアンティーク食器のお手入れ方法は?
陶磁器の基本的なお手入れは、次のポイントを意識すれば十分です。
- 使用後はできるだけ早く、柔らかいスポンジと中性洗剤で洗う
- よくすすぎ、洗剤を残さない
- 布巾で水分を拭き取ったあと、風通しの良いところで完全に乾かす
- 急激な温度変化(冷えた器に熱湯を注ぐ、熱い器を冷水に浸けるなど)を避ける
和陶器の中には、水分や匂いを吸いやすい器もあります。気になる場合は、使い始めに「目止め(米のとぎ汁や小麦粉を溶かした水で軽く煮るなど)」を行うと、染み込みを抑えられるとされています。
ガラス食器やクリスタルのアンティークはどう扱えばいいですか?
ヴィンテージ・アンティークのガラス食器は、現代の食洗機や強い水流を想定して作られていないものが多く、基本的には手洗いがおすすめです。
- 中性洗剤とぬるま湯、柔らかいスポンジでやさしく洗う
- 強くこすらず、模様やカット部分には力をかけすぎない
- 洗った後は、糸くずの出にくい布巾で水分を拭き取り、自然乾燥させる
薄手のグラスやステム付きのワイングラスは特に割れやすいので、収納時にも他の器とぶつからないように余裕を持たせて並べると安心です。
漆器のアンティーク食器のお手入れ・保管のポイントは?
漆器は、正しい扱いをすれば何十年と使い続けられる器ですが、いくつか大切なポイントがあります。
- 台所用中性洗剤と柔らかいスポンジで、他の器とぶつけないように洗う
- つけ置きは長時間行わず、洗ったらすぐに水分を柔らかい布で拭き取る
- 直射日光や極端な乾燥を避け、風通しの良い戸棚にしまう
- 重ねるときは、器の間に薄い布や和紙を挟んで擦れを防ぐ
日々の使用と拭き上げを重ねることで、漆の艶は少しずつ深みを増していきます。アンティークの漆器は、経年変化も含めて楽しむ器といえます。
シルバーウェア・カトラリーのお手入れは?
銀製・シルバープレートのカトラリーは、使わないでしまっておくほど硫化による黒ずみが出やすくなります。
普段使いする場合は、通常の中性洗剤で洗ってよく拭き取り、乾燥した状態で収納すれば十分です。黒ずみが気になるときは、専用のシルバークリーナーやポリッシュクロスで優しく磨くと、輝きが戻ります。
アンティークの銀器は、完璧に磨き上げるよりも、適度なくすみを残して使うことで落ち着いた表情を楽しむという考え方もあります。
「貫入」「カケ」「スレ」「金彩の薄れ」など、コンディション表記はどう見ればいいですか?
アンティーク食器の世界では、状態を表すために独特の用語が使われます。
- 貫入:釉薬表面に入る細かなヒビ模様で、焼成時や経年で生じるもの
- カケ:縁や高台などが欠けている状態
- スレ:表面のこすれ跡や小さな傷
- 金彩の薄れ:縁取りや模様に施された金が、長年の使用ですり減った状態
これらは、アンティークならではの“味”として捉えられることも多く、使う場所(口をつける位置、料理を盛る面など)との関係で許容できるかどうか判断するのがポイントです。気になる場合は、商品ページの写真や説明をよく確認し、不明点があればショップに問い合わせると安心です。
初心者がアンティーク食器を選ぶときのポイントはありますか?
初めてアンティーク食器を選ぶときは、次のようなポイントを意識すると失敗が少なくなります。
- まずは「毎日使う器」から選ぶ(マグ、プレート、中皿、小鉢など)
- 好きだと思った理由(色・柄・形・重さ)を言葉にしてみる
- 自宅のテーブルや他の器との相性をイメージする
- 電子レンジや食洗機よりも「手洗い前提」で選ぶ
- コンディション説明(貫入・スレなど)をしっかり読む
アンティーク食器は一点ごとに表情が違います。たくさんの器を見比べられるモール型サイトだからこそ、「自分の美意識に合う一枚」をじっくり選ぶ時間も、楽しみの一部にしてみてください。
投稿紹介について
本日届きました。こちらは、見つけたとき、一目惚れでしたので、嬉しかったです。きれいな色にウットリします。ありがとうございました😊