陶芸家「東山」銘のある精巧な和陶芸作品《雛鶴一対》です。作品は、鶴の雛が仲睦まじく佇む姿を、きめ細やかな手仕事で表現した一点ものの美術陶器。つま先や嘴(くちばし)に至るまで細部に神経が行き届いた造形は、壊れやすさすら美しさとして宿し、日本の“用の美”を体現しています。付属する共箱には「雛鶴 一ツ飼」「東山」の筆書きと朱印があり、底面にも「東山」の落款(陶印)が刻まれています。
・作家:東山(落款・印あり)
・種類:陶製オブジェ(鶴の雛 × 2体)
・サイズ(約):各 高さ4.5cm × 幅5.5cm × 奥行4.5cm
・付属品:共箱・緩衝布・書付あり
・状態:非常に繊細な作り。嘴先や足などにごく軽微な古傷・経年のスレあり(アンティーク品相応)
・掌に収まるほどの小ささに、匠の技術が凝縮された逸品
・古典的な鶴モチーフながらも柔らかく愛らしいフォルム
・雛人形のように節句飾りとして、また縁起物の置物としても最適
・和モダン、茶道具コレクション、海外ギフトにも◎
・東山銘と共箱付きで、作家物のコレクションとしての価値あり
「東山」という陶印・落款を持つ陶芸家として比較的知られているのが、京都を中心に活動した 京焼/宮永東山窯 の作家たちです。これは、宮永東山二代目の作品と思われます。京都の東山山麓には、粟田口・清水・御菩薩池などの窯場があり、それらが「東山風」「古清水風」と総称されることもあります。印章の作りや書体から、昭和以降の作家印/号印である可能性が高く、古代風・伝統風の印よりも直線的・読みやすい線が使われている点がそう感じさせます。※AIによる調査を参考にしています。
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来月に引っ越しをするので、新居にて使いたいと思います。今回は、素敵な作品をありがとうございました!