フランス・パリの「GLOBE TERRESTRE PERRINA」より製造された、電球内蔵の照明付きヴィンテージ地球儀です。ラベルには、「M. PICQUART Directeur 19, rue des Minimes, Paris」とあり、地理教育や航路確認のための実用性と装飾性を兼ね備えた本格派モデルだったことが伺えます。さらに「Reproduction, même partielle, formellement interdite(部分的な複製も厳禁)」という注意書きからも、オリジナル性への強いこだわりが伝わってきます。内部に電球が仕込まれており、コンセントを接続すると、温かなオレンジ色の光が球体全体を美しく照らします。これは、実用的なインテリア照明としてだけでなく、空間に知性と歴史を加えるアートピースとしても価値があります。
・製造国:フランス
・製造年代:推定1950〜1960年代
・材質:紙貼り球体、金属スタンド、電気コード付き(点灯確認済)
・サイズ:約 直径25cm × 高さ38cm
・ライト:電球内蔵(日本式コンセント使用可)
・状態:経年劣化・シミ・小さな傷あり。点灯動作良好。
・希少な照明付き地球儀:点灯すると地名が光に浮かび上がる幻想的な演出
・フランス製ならではの美しい字体・デザインとエレガンス
・アンティークマップ好きや教育系インテリアにもおすすめ
・オフィスや書斎、ヴィンテージ風インテリアに完璧なアクセント
・現代にはない“語る地球儀”としての重厚な存在感
ライトのつく地球儀(照明付き地球儀)」は20世紀中頃(およそ1930〜1970年代)にかけて流行しました。戦後の復興期、特に1950年代以降、家庭教育に力を入れる中流階級が増加し、地球儀は「子どもの学習用」として人気でしたが、それに照明機能を付けることで、“教育道具”+“おしゃれなインテリア”として家庭内での存在感を高めました。点灯すると地図が浮かび上がるビジュアルは、学ぶ意欲や好奇心を刺激し、実用性と美しさを両立していました。1920〜50年代は、一般家庭に電化製品が急速に普及し始めた時代、冷蔵庫、ラジオ、電気スタンドなど「光る=モダンで進歩的」という価値観がありました。地球儀も「光る」となると、それだけで”現代的”で“高級感のあるアイテム”として評価されました。※AIによる調査を参考にしています。
minne で購入
来月に引っ越しをするので、新居にて使いたいと思います。今回は、素敵な作品をありがとうございました!