熊本市中心部にポッカリと残る、昭和33年生まれの古い商店街「河原町繊維問屋街」。
迷路のような通路の奥にある古物店「モラトリアム」です。
「モラトリアム」には、一度役目を終えて(もしくはデビューしないまま)新たな出番を待っている、明治・大正・昭和の古物たちが、大勢眠っています。
皆さんかなりの御高齢なので、実用性の面では戦力外… でもそれを補って余りある、デザイン性や味には、たまらない魅力があります。
当店では、古物の中でもさらに、紙切れ・チラシ・お菓子のパッケージなど、本当にどうにも実用できないような、だからこそ可愛くて面白い珍品を中心に取り扱っております。
激動の歴史や、捨てられたり燃やされたりを乗り越えて来た、強運の珍品たちです。
御覧いただいて、世知辛い日常を少しサボっていただければ、嬉しく思います。