古版画は和紙一枚の状態であることがほとんどです。 「現代のインテリアの中にも、古き良きものを 楽しく飾って、眺めて欲しい。」そんな想いから 当店では、箱から出したらすぐに飾っていただけるよう、額装した状態でお届けしています。
版画に合わせて一枚一枚選んだカラーマット(絵の周りのシート)は、版画を固定しつつも版画が引き立つように切り出して誂えています。（※ こちらのマットは絵の配色を際立たせるうぐいす色〜抹茶色で、布地のような質感のあるものを使用しています。）
さらに絵を引き締めるシンプルな額は、木調のものを採用。
表面は、ガラスよりも軽く扱いやすく軽いいアクリル版となっています。
伝統とモダンが融合したアートをお楽しみください。
額のサイズ（cm） 大衣 W41×H52.5×厚み2
地域 江戸
絵師 三代豊国
題名 「木曽六十九駅 伏見 弥兵衛宗清」
浮世絵版画で多くの絵師が描いた東海道に比べ、木曽街道を題としたものは希少で、東海道ものとはまた異なった風景を楽しむことができるシリーズです。役者絵を得意とした三代豊国が描く、いきいきとした人物の表情や動きが特徴的。
こちらは源義経とも縁があり、歌舞伎の「熊谷陣屋」などでも知られる平宗清を描いた一枚です。
推定年代 嘉永5年（1852年）
