スウェーデンの名窯、Rörstrand(ロールストランド)のアートディレクターを務めた巨匠、Gunnar Nylund(グンナー・ニールンド)が手掛けた、ストーンウェアのゴブレット型ベースです。
ニールンドの代名詞とも言える、マットで滑らかな釉薬の質感が特徴的。複雑な茶系の釉薬が重なり合いモダンな表情を見せています。
口元に施された幾何学的な紋様は、建築を学んだニールンドらしい、洗練されたアクセントとなっています。
フォルムは、ふっくらとしたボディをフット(高台)が支える、エレガントなゴブレット型。建築的なバランスで構成されたシルエットは、一輪挿しとしてお花を生けるのはもちろん、そのままオブジェとして棚に飾るだけでも良い雰囲気となりそうです。
重心がフットにあるためどっしりと安定感があり、口元が程よく開いている形状なので、花器として幅広い使い方で楽しめそうです。
北欧の土のぬくもりと、時代を超えて愛されるタイムレスな造形美を感じられるアイテムです。
BRAND
RÖRSTRANDロールストランド
1726年にスウェーデン・ストックホルムで創業した同国を代表する陶磁器ブランド。約300年にわたり、日常の器からアートピースまで幅広い作品を生み出し、スウェーデンのテーブルウェア文化を形作ってきました。
ヴィンテージ作品では、1884年に導入された三つの王冠を配したクラウンスタンプが象徴的で、時代古語の刻印や意匠の違いもコレクションの魅力の一つです。
特にATELJÉ(アトリエ)表記のある作品は量産ラインとは異なるスタジオ(工房)制作のカテゴリを示すもの。釉薬や表情に個体差が出やすく、作家のサインやイニシャルが併記されることも多く、コレクタブルなヴィンテージアイテムの魅力のひとつです。
DESIGNER
GUNNAR NYLUND グンナー・ニールンド
(1904–1997,SWEDEN)
グンナー・ニールンドは、北欧ストーンウェアを語るうえで欠かせない陶芸家・デザイナーです。
デンマーク生まれ・スウェーデン育ちで、初期にはビング・オー・グレンダールや、自ら立ち上げた SAXBO でマットでモダンな器を制作しました。
1931年からはスウェーデンの名窯ロールストランドでアートディレクターを務め、独特のマット釉や動物オブジェ、日常使いのテーブルウェアを多数デザインし、ブランドの黄金期を築きます。
のちにガラス作品や建築的な大作にも活動を広げ、デンマークの Nymølle(ニモーレ)でもストーンウェアを手がけました。
彼が手がけた装飾を抑えたシンプルでモダンな器は、北欧ストーンウェアの方向性に大きな影響を与えました
■商品情報
Item No : 2537
Brand : Rörstrand
Series :
Designer : Gunnar Nylund
Year : 1950s
■Size
W11 φ8.3(口元) H15 cm
■コンディション
特筆すべきダメージはありません。良好なヴィンテージコンディションです。
【掲載写真について】
モニターにより釉薬の濃淡や色味が異なります。写真に映りきらない傷や汚れが見られる場合があります。
minne で購入
表情が豊かでとても可愛い。いつも素敵な作品をありがとうございます。