昭和初期に作られた、讃岐の手仕事が息づく一枚板の手彫り盆です。継ぎのない天然木を削り出し、木目を活かす透き漆で仕上げた一枚。透明感のある塗りの下に広がる自然な杢目が美しく、光の当たり方で表情が変わるのも魅力です。年月を経た漆はしっとりと落ち着き、使い込まれた道具ならではの深い味わいをまとっています。
縁の丸みや面のわずかな揺らぎには、職人の手仕事の痕跡が感じられ、均一ではない造形が民芸品らしい温かさを生み出しています。素朴でありながら存在感があり、配膳盆としてはもちろん、茶器や器をまとめるトレイ、花や小物を飾る台としてもよく映えます。天然木のやわらかな質感が、日常の時間を静かに整えてくれます。
しっかりとした厚みと安定感のある作りで、実用と鑑賞を兼ね備えた一枚。昭和初期の生活道具が持つ、飾らない美しさを今の暮らしに取り入れられる品です。
■サイズ(cm)
幅 36 奥行 35.5 高さ 3
■ 推定制作年代(Era / Period)
昭和初期頃(1930-40年頃)
■状態(Condition)
★★★★☆
天然の木のため、木本来の節やくぼみなどがある場合があります(最後の画像2枚参照)。
天然の木を使って作られているため、僅かな反りがある場合があります。その際はクリアバンパー(滑り止めや段差を緩和するもの)を盆の裏に取り付けてかたつきのないようにしてお送りいたします。
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丁寧な応対をしていただきありがとうございました。