勝敗を記すためではなく
社交の時間を刻むために作られた道具
商品説明:
19世紀末〜20世紀初頭のヨーロッパで使用されていた木製のビリヤード・スコアボードです。当時のビリヤードは、単なる遊戯ではなく、紳士たちが集い、会話と駆け引きを楽しむ社交文化の中心的存在でした。このスコアボードは、応接室やクラブ、サロンの壁に掛けられ、ゲームの進行とともに静かに数字を刻んでいた道具です。木製の長方形ボードに、金属製のスライド機構を備えた構造は、機能性と装飾性を兼ね備えた当時ならではの実用品デザイン。現在では実際にスコアを付ける用途を離れ、空間に物語と時間の気配を与えるアンティークオブジェとして、高い魅力を放っています。(R070169)
仕様:
・種別:ビリヤード用スコアボード
・素材:木製本体/金属製スライド金具
・形状:長方形
・サイズ:約 長さ40cm
・原産:ヨーロッパ
・年代:19世紀末〜20世紀初頭(推定)
・取付:壁掛け用金具付き
・状態:経年による擦れ・小傷あり。金具・スライド機構は可動。
※アンティーク品のため、経年変化は風合いとしてお楽しみください。
おすすめポイント:
・ヨーロッパ社交文化を象徴するアンティーク実用品
・木×金属のコントラストが美しい壁面アイテム
・可動式スライダーによる立体感と存在感
・カフェ・バー・書斎・店舗什器として最適
・「用途を終えたからこそ成立する」インテリア価値
特筆:
発祥は中世ヨーロッパ、特にフランス王侯貴族の宮廷文化です。起源(15世紀頃)、屋外の球技(クロッケー系)が、雨天や冬でも遊べるよう、屋内の卓上ゲームとして改良されました。これが billiard / billard の原型です。語源もフランス語で、bille(球)、billart(棒)で、完全にフランス宮廷文化の産物です。16〜17世紀には、宮殿・城館の応接室に設置され、ルールは地域ごとにバラバラ、まだ「遊び」より「社交の場」でした。この時代、ビリヤード台は 家具職人の最高級品で、王や貴族のステータスの象徴でした。18〜19世紀、イギリスでは、クラブ文化が発達、紳士の社交・会話・交渉の場で流行、勝敗より“所作と態度”が重視されました。フランスでは、カフェ・サロン文化と融合し、知識人・芸術家の交流空間において、会話と観察のためのゲームとなりました。ビリヤードは「勝つための競技」ではなく、「人を見るための装置」 になりました。では、なぜスコアボードが必要となったのでしょう。当時のビリヤードは、試合が長い、複数人で回す、会話が主目的であったため、点数を覚えること自体が野暮だったのです。そこで、壁に掛ける、静かに数字を動かす、誰も声に出さないという“目立たないが必須の道具”= スコアボードが生まれました。このスコアボードの特徴は、当時の合理性そのものです。木製→ 室内家具と調和する、長方形→ 視認性・壁面装飾性、金属スライダー→ 静音・耐久、壁掛け→ テーブルを占有しない。「ゲームを邪魔しないためのデザイン」・・これが最大の美点です。19世紀末〜20世紀初頭、この時代に、工業化が進みましたが、完全な量産ではなく、家具職人+金属職人の協業が成立、結果、機能美、装飾性、耐久性が最もバランス良く融合しました。このスコアボードは、「実用品としての完成期」の産物です。
※AIによる調査を参考にしています。
minne で購入
こんにちは😊 6日に届いてます。 ビレロイボッホのこのプレートの薔薇の絵柄を持っていたので別のこちらの(蕾かな?)絵柄が欲しかったので購入しました。 探していたので手元に迎えられてる良かったです。