壁のために生まれ、時を経てアートとなった一枚
ヨーロッパ装飾文化が息づくアンティークタイル
商品説明:
19世紀末から20世紀初頭にかけてヨーロッパで制作されたと考えられる、装飾用の陶製タイル を、後年に額装したアンティーク作品です。当時、この種のタイルは邸宅の壁面、暖炉まわり、階段やホールの装飾、カフェや公共空間など、建築装飾の一部として用いられていました。本作に描かれているのは、有機的な曲線で構成された花文様。グリーンの流麗なラインと、琥珀色の地釉が組み合わされ、植物の生命感を強調する意匠となっています。このデザインは、自然界の形態を装飾へと昇華させたアール・ヌーヴォー様式 の特徴をよく表しています。表面には釉薬特有の貫入(クラックル)が見られ、これは経年とともに生まれた自然な表情であり、当時の陶技術と時間の積層を感じさせる要素です。現在は木製フレームに額装されており、当時の建築装飾の一部を、現代の空間で鑑賞できる形 に昇華した一品となっています。(R070167)
仕様:
・原産国:ヨーロッパ(詳細国不明)
・年代:19世紀末〜20世紀初頭(推定)
・種別:装飾用陶製タイル
・技法:型押し成形+釉薬装飾
・様式:アール・ヌーヴォー
・モチーフ:花文様(植物装飾)
・付属:木製額(背面紐付き/壁掛け可)
・額サイズ:22cm×22cm
・状態:経年による貫入、微細なスレあり。欠けや構造的ダメージはなく、アンティーク装飾品として良好なコンディション。
おすすめポイント:
・建築装飾として生まれた本格的アンティークタイル
・アール・ヌーヴォー様式の美しい植物文様
・七宝焼きを思わせる奥行きある釉調
・額装済みで、現代空間に取り入れやすい
・カフェ・店舗・洋館インテリアとの相性抜群
特筆:
なぜ「タイル」はコレクション対象になるのでしょうか。19世紀末〜20世紀初頭のヨーロッパにおいて、装飾タイルは、単なる建材ではありませんでした。建築の顔(玄関・暖炉・ホール)であり、家の象徴的装飾、職人技とデザイン思想の結晶なのです。絵画や彫刻と同じ「装飾美術(Decorative Arts)」の一分野として制作されていました。特にアール・ヌーヴォー期では、自然モチーフ、曲線美、手仕事の復権が重視され、タイルは最も実験的で自由な表現媒体 となりました。絵画は高価・一点もので、家具は大きく移動困難なのに対し、タイルは日常空間に芸術を持ち込める「生活の中の芸術」 を体現する存在です。々、タイルは壁の一部でした。しかし、建物の解体、改修、用途変更によって個別に取り外されると、歴史性、意匠性、希少性が際立ち、「建築遺産の断片」 として再評価されます。これはフレスコ画の断片や、ステンドグラスと同じ構造です。タイルは量産されていても、現存数が少ない、同柄が複数揃わない、状態差が大きいという特徴があります。コレクションとは「揃えること」ではなく、「出会うこと」になる。これが蒐集欲を刺激します。ヨーロッパでは20世紀中頃以降、タイル、建築装飾片、工芸パネルを額装して壁に掛ける文化が広まりました。これにより、「床や壁の材料→鑑賞物」、「機能品 → 視覚芸術」へと価値が転換します。額装は、評価を一段引き上げる行為 なのです。現在、ヴィクトリア&アルバート博物館、オルセー美術館、各国の装飾美術館では、装飾タイルが正式な収蔵対象です。「美術館が集めるもの=コレクション対象」という明確な基準が成立しています。
※AIによる調査を参考にしています。
minne で購入
こんにちは😊 6日に届いてます。 ビレロイボッホのこのプレートの薔薇の絵柄を持っていたので別のこちらの(蕾かな?)絵柄が欲しかったので購入しました。 探していたので手元に迎えられてる良かったです。