商品説明:
ヨーロッパで20世紀初頭に製作されたとみられるアンティークピース。高さ90mmという程よいサイズ感で、日常使いにも、ディスプレイにも適した一品です。当時の吹きガラスならではの微細な気泡やガラス厚の揺らぎが、光の加減によって表情を変え、ただの「透明」では語りきれない美しさを感じさせてくれます。また、底部にはうっすらと制作時の痕跡が見られ、工業製品にはない"揺らぎ"が魅力です。飲み物を注ぐと、時の流れまで閉じ込めたような深みのある印象に。インテリアとして、窓辺や棚に置くだけでも絵になります。(R070163)
仕様:
・材質:ガラス(吹きガラス)
・色:クリア(わずかに温かみのある透明)
・高さ:約90mm
・飲み口直径:約65mm
・生産地:ヨーロッパ(20世紀前半)
・状態:古い製法による気泡・細かなキズ・表面ムラあり(アンティークとして良好)
おすすめポイント:
・現代のグラスにはない、柔らかく温もりあるガラスの表情。
・クリアカラーだからこそ映える光の反射と影のゆらぎ。
・ミニブーケの花器やキャンドルホルダーにもぴったり。
・アンティーク初心者にも取り入れやすい、実用性と美しさを兼ねた逸品。
特筆:
アンティークグラスが作られていた当時、特に19世紀末〜20世紀前半のヨーロッパの工房における手吹きガラス製作では、一人の職人が一日に製作できるグラスの数は、工房の規模により異なったようです。小規模工房(家内制・地方の工房)では、一日に20〜40個くらいで、火加減や冷却、仕上げに時間をかけるため、ゆっくりとしたペースで、全工程を1〜2人で分担していました。中規模工房(分業あり)では、一日50〜100個くらいで、ブロウ(吹き)・リム整形・冷却・検査といった工程を分業化して効率アップしていました。大規模工場(初期機械化導入)になると、一日150個以上(分業)で、手吹き+型使用+一部機械導入で大量生産も可能でした。ただしアンティークとしては味が薄くなる傾向にあります。完全手作業の場合、1個のグラスにかかる時間は約10〜20分程度(冷却時間を除く)。手吹き職人は非常に高い技術を持っており、経験年数によって製作数は大きく異なります。溶解炉の火を絶やさない必要があるため、チーム制で交代しながら製作することも一般的でした。※AIによる調査を参考にしています。
minne で購入
お品物無事届きました。早速、使ってます。手に取るたびに、素敵な模様に見入っています。昔の職人さんの高い技術を感じます。切れ味も良好です。ありがとうございました。