商品説明:
ヨーロッパで使用されていた、高さ70mmのアンティークガラスカップです。ややずっしりとした厚底と、ぽってりとしたフォルムが特徴で、シンプルながら手作りの風合いが残る一点。ガラスの表面には、微細な擦れや気泡、歪みが見られますが、これらは時代を経た証であり、工業製品にはない味わいを醸し出しています。底面の仕上げや飲み口の丸みにも、当時のガラス工房の手仕事が感じられます。ドリンク用はもちろん、花器、ディスプレイ小物、小物入れとしても活躍します。(R070161)
仕様:
・サイズ:高さ 約70mm × 飲み口直径 約60mm
・材質:ガラス
・製造国:ヨーロッパ(国・年代不明)
・状態:アンティーク品(細かな気泡・小傷・底面の擦れあり)
おすすめポイント:
・一点ものの手仕事感あふれる造形
・厚底で安定感があり実用的
・気泡や歪みによる温もりある表情
・ドライフラワーや雑貨と組み合わせても美しい
・写真映え・商品撮影用の小物としても活躍
特筆:
この時代(特に19世紀〜20世紀前半)のガラス製品は、ほとんどが手作業、または初期の型押し成形で作られていました。そのため、気泡の混入、表面のわずかなうねり、底の厚みのムラ、飲み口のゆがみ、手仕上げによるサイズのバラつき・・などの特徴は「不良」ではなく個性や製造上の許容範囲」として扱われていたことが多いです。つまり、今のような工業的な「不良品」基準がなかったのが実情です。割れたもの、明らかな形状ミスのものは、再び炉に戻して溶かし、再利用。これが最も一般的で、ロスを減らすための実用的処置でした。見た目には問題があるが、使用には支障がない製品は、市場や露店などで「お得品」として販売されることもありました。特に庶民向けのガラス食器や瓶などではよく見られました。形が整っていなくても、水差しやインク瓶などの日用品や農業用具に転用されることも。これも再利用精神のひとつです。現代の「完璧な仕上がり=品質が良い」という基準とは違い、昔の人々は「素材や職人の手による風合いに価値を見出す」という考え方も根強くありました。※AIによる調査を参考にしています。
minne で購入
お品物無事届きました。早速、使ってます。手に取るたびに、素敵な模様に見入っています。昔の職人さんの高い技術を感じます。切れ味も良好です。ありがとうございました。