商品説明:
ヨーロッパで使用されていたヴィンテージのガラスカップです。高さ約70mmとコンパクトなサイズ感ながら、底部にしっかりと厚みがあり、安定感と重厚感を兼ね備えた一品。装飾のないシンプルなデザインは、バーウェアとしての実用性と、アンティーク特有の落ち着いた存在感を両立しています。経年による微細な擦れや気泡が、かえって味わい深く、静かな時間の演出にぴったりのアイテムです。(R070159)
仕様:
・サイズ:高さ 約70mm
・材質:ガラス
・製造地:ヨーロッパ(詳細不明)
・特徴:底部に厚みあり/無装飾シルエット
・コンディション:ヴィンテージとしては良好(小傷・気泡等あり)
おすすめポイント:
・無駄のないシンプルな美しさ
・厚底設計で安定感抜群
・ウイスキーやブランデー用にも最適なサイズ感
・北欧系・ミニマルインテリアとの相性も◎
・ディスプレイ・撮影小物としても映える一品
特筆:
ガラスは天然に存在するわけではなく、天然素材を人工的に高温で精製することで作られます。主原料となる珪砂(けいしゃ)は、二酸化ケイ素(SiO₂)が豊富な砂(石英砂)です。ソーダ灰(炭酸ナトリウム)は、溶融温度を下げるための助剤で、古代では植物灰や海藻灰が使われました。石灰(炭酸カルシウム)は、ガラスの強度と耐久性を高めるために使用されます。まず、珪砂・ソーダ灰・石灰を混ぜる(場所によっては鉛や金属酸化物も加える)。高温炉は当時「ポットファーネス」と呼ばれる陶器製の壺(るつぼ)で、1300〜1500℃で、原料を溶融します。溶けたガラスを鉄の吹き竿で巻き取り、息を吹き込んで膨らませる(吹きガラス技法)。または型に流し込むプレス成形も19世紀後半から普及しました。急冷すると割れるため、数時間〜数日かけて徐々に冷ます。カット模様や厚底加工などは、冷却後に職人の手作業または回転砥石で加工されたました。アンティークガラス特有の「気泡」や「揺らぎ」は、この手作業製法の名残です。鉛ガラス(クリスタル)は透明度・輝きを増すために鉛を含んでいます。これは18世紀以降に英国などで流行しました。※AIによる調査を参考にしています。
minne で購入
お品物無事届きました。早速、使ってます。手に取るたびに、素敵な模様に見入っています。昔の職人さんの高い技術を感じます。切れ味も良好です。ありがとうございました。