商品説明:
石川県輪島市の老舗「かどや漆器店」が手掛け、熟練の蒔絵師・稲葉正斎によって精緻に仕上げられた輪島塗の三段重です。黒塗の外面には「沈金技法」により、おめでたい「鈴宝づくし」の図柄が施され、金線の繊細さから高い技術力が伺えます。内側は目にも鮮やかな朱塗り。祝いの席はもちろん、お正月やおもてなしの膳にも最適。未使用の新品で、共箱付きの逸品です。木箱には「特撰三段重」「鈴宝づくし」「稲葉正斎作」と記されており、工房が自信をもって世に出した高級仕様。(R07Y055)
仕様:
・製作:かどや漆器店(石川県・輪島)
・蒔絵:稲葉正斎(雅号)
・技法:輪島塗、沈金蒔絵
・内容:三段重(共蓋付)
・サイズ(約):一段あたり 幅18cm × 奥行18cm × 高さ6cm
・外箱:桐箱(共箱)、銘あり
・状態:未使用・新品
おすすめポイント:
・名門「かどや漆器店」製作の輪島塗
・蒔絵師・稲葉正斎による沈金技法の繊細な意匠
・内朱・外黒のコントラストが美しい上品な仕上がり
・おせちや祝い膳、おもてなし料理に最適
・保管用の共箱付きで贈答品にもおすすめ
特筆:
正確な製作年代は明示されていませんが、桐箱やデザイン、技法、署名の様式などから、昭和後期から平成初期(1980〜1990年代)頃のものと推定されます。特に「共箱に署名がある」「沈金が精緻である」といった点から、この時期に活躍していたベテラン職人による手仕事であることが伺えます。かどや漆器店は、輪島市河井町にある、創業から100年以上の歴史を持つ老舗の漆器店です。経済産業大臣から「伝統的工芸品」として認められた産地「伝統工芸指定」です。輪島塗の三段重は、工程が非常に多く、100工程以上にも及ぶという高級品です。このお重は、かどや漆器店がプロデュースし、蒔絵師・稲葉正斎が腕を振るった逸品です。名前に「斎」という字を含む雅号を持っていることから、単なる作業員ではなく、自らの名前で作品を世に出す「作家」としての地位を持っていた人物です。「全国的な有名人」というよりも、「輪島塗の伝統を支えた、確かな腕を持つ実力派の蒔絵師」と言えるでしょう。※AIによる調査を参考にしています。
minne で購入
お品物無事届きました。早速、使ってます。手に取るたびに、素敵な模様に見入っています。昔の職人さんの高い技術を感じます。切れ味も良好です。ありがとうございました。