平成7年(1995年)4月6日に開催された「第24回日本医学会総会・会頭招宴」にて配布された、限定記念品の吉祥文小箱(名刺入れ)です。美術品のような金彩の装飾には、若松・竹・梅・舞鶴・亀甲・花菱など、長寿や幸福を象徴する吉祥文様が繊細に描かれており、徳川美術館所蔵の江戸時代「吉祥文腰巻」の意匠を再現した貴重なデザインです。素材は軽量なプラスチック製ですが、光沢ある仕上がりで高級感があり、名刺入れや小物入れとして実用的に使えます。裏面には「徳川美術館」および会合名・日付が記されており、贈答記念品としての由緒も明確です。
・サイズ:約10×7×3cm
・材質:プラスチック(外側は金彩調塗装)
・製作監修:徳川美術館
・記念刻印あり(裏面)
・使用:名刺入れ、小物入れ、飾り箱など
・非売品の限定記念アイテム
・江戸時代の伝統文様を現代に伝える文化的価値
・高級感のある仕上がりで、実用品としても飾り箱としても美しい
・軽量&コンパクトで扱いやすく、ギフトにも◎
「吉祥文腰巻(きっしょうもんこしまき)」とは、江戸時代の日本で使われた装飾的な腰巻(着物の一種)で、吉祥文様があしらわれたものを指します。「腰巻」とは、江戸時代以前の女性の和装着の一種で、格式高いものや装飾性の高いものは、上着のように装いの一部としても用いられ、大奥では、着用期間は旧暦5月5日〜9月8日、地色は黒で「提帯(さげおび)」という特殊な帯に袖を引っかけて着用しました。「吉祥文様」とは、縁起が良い意味合いを持つ装飾模様の総称です。この小箱にデザインされている模様は、その吉祥文腰巻を参考に再現された意匠であり、まさに歴史と美意識を感じさせる日本美術の象徴的アイテムといえるでしょう。※AIによる調査を参考にしています。
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来月に引っ越しをするので、新居にて使いたいと思います。今回は、素敵な作品をありがとうございました!