こちらは、こけし工人・佐藤忠雄(さとう ただお)による、小寸サイズ約9cmの可愛らしい伝統こけしです。素朴な木肌の風合いを生かしながら、頭部の手描き模様と優しい微笑みが大変魅力的な一品です。本作は伝統系こけしらしいシンプルな造形を持ちながら、職人ならではの独特の筆致で描かれた目元や髪型に個性があります。胴の模様は赤系の重ね菊(または花模様)を思わせる意匠が丁寧に配され、全体に温かみのある雰囲気を醸し出しています。底部には工人名とみられる 「忠雄作」 の墨書があり、作家作品としての価値をしっかり確認できます。手のひらに収まるサイズのため飾りやすく、こけし初心者の方からコレクターまで楽しめる作品です。
・作者: 佐藤忠雄(忠雄作)
・種類: 伝統こけし(系統:小寸こけし/具体系統は特徴から推定)
・サイズ: 高さ 約9cm
・材質: 木製(ろくろ挽き)
・仕上げ: 手描き彩色
・状態: 良好(大きな欠け・傷なし)
・工人名入り(忠雄作)で安心の作家作品
・わずか9cmの小寸サイズでも存在感あり
・手描きならではの線の柔らかさ、優しい表情が魅力
・インテリアに飾りやすく、玄関・本棚・デスクにも最適
・伝統こけしコレクションの1本として加えやすい希少サイズ
伝統こけしの一般的なサイズは 15〜30cm前後 が中心です。それに比べて 9cmは明らかに“小寸(こずん)”と呼ばれる特別サイズ に属します。小寸こけしは以下の理由で難易度が高く、工人の技術が試されます。頭部の絵付けが極端に細かくなる、目・口・髪の線が少しでもぶれると表情が崩れる、轆轤(ろくろ)挽きで芯を外さない精密さが必要、胴模様の筆致も小さい分だけ難しい、ですので、9cmサイズは“簡易品”ではなく、むしろ上級技術を必要とする作品といえます。佐藤忠雄工人(津軽系・土湯系など複数工人に同名がいますが、作風からみて東北系伝統工人の一人)は、小寸こけしの制作にも定評のある工人のひとりです。こけしコレクターの間では、小寸サイズは、飾りやすい、場所を取らない、工人の技が濃縮されていて面白いという理由で人気があります。特に 10cm以下 は“極小サイズ”と呼ばれ、普通サイズとは違う魅力があり、むしろ評価される傾向があります。※AIによる調査を参考にしています。
minne で購入
来月に引っ越しをするので、新居にて使いたいと思います。今回は、素敵な作品をありがとうございました!