柔らかな笑みを浮かべた表情が印象的な、日本の伝統人形「立ち姿わらべ雛(男雛)」です。高さ約20cmと飾りやすいサイズながら、白く上品な胡粉仕上げの顔立ち、烏帽子(えぼし)、美しい金襴(きんらん)織物で仕立てられた衣装など、非常に手の込んだ作りが特徴です。髪型や顔つきが子どもらしく愛嬌があり、一般的なひな人形の男雛(お殿様)よりも、柔らかい雰囲気を持っています。衣装の色彩や文様も上質で、金糸や緑をベースにした雅やかな色調が高級感を醸し出しています。底面には布地がしっかりと張られ、安定した造形となっており、和室・洋室どちらのインテリアにも馴染む、上質な日本の手工芸品です。ひな祭りの季節はもちろん、通年飾りとしても美しく楽しめます。作者名は記載されていませんが、職人の丁寧な手仕事が伝わる、上質な一点ものの和人形です。
・種類: 立ち姿わらべ雛(男雛)
・高さ: 約20cm
・材質: 胡粉仕上げ頭部・金襴織物・布地
・技法:木目込み人形
・特徴: 烏帽子付き、童顔、上質金襴衣装
・年代: 明確な記載なし(平成前後〜令和初期頃の可能性)
・状態: 良好(目立つ傷・汚れなし)
・柔らかく可愛らしい表情が魅力の「わらべ雛」タイプ
・子どものような優しい顔立ちで、一般的なひな人形より親しみやすい。
・上質な金襴織物を贅沢に使用
・高級感のある文様と光沢が美しく、飾り映えします。
・飾りやすい20cmサイズ
・玄関・床の間・リビング・店舗ディスプレイにも最適。
・一年を通して飾れる和インテリア
・和の雰囲気が好きな方へのプレゼントにもぴったり。
・一点ものの手工芸品
・同じ表情のものは存在しない、世界で一体の人形です
木目込み人形(きめこみにんぎょう)とは、本体(木・桐塑)に彫った溝に布を押し込み(=“木目込む”)、衣装を貼り付けていく技法の人形です。布を貼るのではなく、“溝に布を押し込む”のが最大の特徴です。ふっくらした体型、優しい表情、布の張りによる綺麗な衣装のラインが魅力です。木目込み人形のルーツは 江戸時代(1730年代)・京都の上賀茂神社 にあります。上賀茂神社の神官・高橋忠重(たかはし・ただしげ)が、祭具に使う“柳の木の端材”を使って人形の胴を作り、溝を彫って布を木目込んだことから、この技法が誕生しました。初期の木目込み人形は 賀茂人形(かもにんぎょう) と呼ばれ、公家文化の影響を強く受けた優雅で品格あるデザインでした。木目込みはやがて江戸にも伝わり、江戸木目込み人形 として独自に発展します。江戸の職人の特長は、胴体は「桐塑(とうそ)」と呼ばれる桐粉と糊の素材で成形され、京都よりも丸みのある愛らしい顔立ちが特徴です。庶民文化の影響を受け、カジュアルで親しみやすい意匠が多く、江戸時代後期には町人文化と相まって大流行しました。現在も、京都木目込み人形/江戸木目込み人形として二大流派になっています。この人形は、江戸木目込み人形の特徴を備えています。※AIによる調査を参考にしています。
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来月に引っ越しをするので、新居にて使いたいと思います。今回は、素敵な作品をありがとうございました!