ルネ・ラリックによるフランス製のアンティークガラスベース。フロステッド(艶消し)ガラスに、繊細な縦筋と麦の穂のレリーフが刻まれた、静かで優美な佇まいの逸品です。底面には「R.LALIQUE FRANCE」のサインがしっかりと刻まれており、ラリック本人または初期工房による制作であることを示します。本品はおそらく1930年代〜40年代のものと思われ、アールデコの影響が色濃く残るデザイン。ガラスの厚み、質感、細部の仕上げなどからも、工芸としての完成度の高さがうかがえます。
・原産国:フランス
・作品名:「Epis」エピス
・製造:Rene Lalique(ルネ・ラリック)サイン入り
・製造年:1931〜1947年
・材質:フロステッドガラス(艶消しガラス)
・高さ:約16.8cm
・口径:約15cm
・底面直径:約7cm
・重量:約850g
・ルネ・ラリック本人の名を冠するオリジナルピース
・アールデコ様式の美しいプロポーションと麦の穂モチーフ
・サイン入りでコレクターズアイテムとしての価値も高い
・クラシックにもモダンにも馴染むタイムレスなデザイン
「麦(特に小麦や大麦)」は古代から現代に至るまで、非常に多くの芸術作品や工芸品で題材にされてきたモチーフです。麦は多くの文化・・・豊穣・実りの象徴(収穫祭や秋のモチーフに頻出)、命や再生のシンボル(種から生まれ、実を結ぶ生命のサイクル)、パンや主食の原料 ( 日常の糧=生活の基盤)、謙虚さ・素朴さ ( 上品さと親しみの両立)ができる・・こうした象徴性から、宗教芸術(キリスト教では聖餐のパンの象徴)や、装飾芸術(アール・ヌーヴォーやアール・デコ)にも多く使われています。ラリックの作品は、自然美と装飾美を融合させることが特徴でした。麦はシンプルながらも線的な美しさが際立ち、ガラスにしたときに非常に映えるモチーフです。また、麦の束や列はリズミカルで構造的なデザインが可能で、アール・デコの幾何学的美学とも相性が良いのです。※AIによる調査を参考にしています。
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来月に引っ越しをするので、新居にて使いたいと思います。今回は、素敵な作品をありがとうございました!