フランス製のヴィンテージホウロウキャニスターセットです。赤と白のマーブル模様が印象的で、可愛らしくも品のある佇まい。各容器にはそれぞれフランス語で「砂糖(SUCRE)」「コーヒー(CAFE)」「パスタ(PÂTES)」「チコリ(CHICORÉE)」「胡椒(POIVRE)」の表示があり、ヨーロッパの古き良きキッチンの風景を彷彿とさせます。すべての容器は入れ子式になっており、コンパクトに収納が可能です。底面には「王冠とオリーブ」の印と「B.B.」の刻印、さらにサイズ番号(12、10、9、8、7)が記されています。一部サイズが抜けている可能性がある点も、アンティークならではの味わいといえるでしょう。
・素材:ホウロウ(琺瑯)
・セット内容:キャニスター5点+蓋
・サイズ(約):
SUCRE(12):直径約13cm × 高さ20cm
CAFE(10):直径約12cm × 高さ18cm
PÂTES(9):直径約11cm × 高さ16cm
CHICORÉE(8):直径約10cm × 高さ14cm
POIVRE(7):直径約9cm × 高さ12cm
・生産国:フランス
・製造年:不明(推定1930〜1950年代)
・キッチンを彩るだけでなく、インテリアとしても存在感抜群
・フランス語のラベルがヴィンテージの雰囲気を高める
・入れ子収納ができる実用性も兼備
・アンティーク・コレクターや店舗ディスプレイにも最適
「入れ子式(ネスティング)」のデザインは、19世紀末から20世紀中頃にかけてのヨーロッパやアメリカの家庭用品・キッチン用品で非常によく見られる機能的な特徴でした。当時の多くの家庭では収納スペースが限られていたため、使わないときはコンパクトにしまえる入れ子式は非常に合理的でした。特に戦後の復興期や都市部では、小さな台所での省スペース設計が重要視されていました。生産者や商社にとっても、入れ子式にすることで梱包・輸送時のスペース削減が可能になり、コストの抑制にも繋がりました。この時代の容器や調理器具、食器はサイズ違いの「セット商品」として販売されることが多く、それをまとめて入れられるように設計されたものが好まれました。ホウロウは丈夫で滑りが良いため、入れ子にしても摩擦が少なく、傷もつきにくいという特性があり、ホウロウ製の入れ子セットは特に人気がありました。※AIによる調査を参考にしています。
minne で購入
来月に引っ越しをするので、新居にて使いたいと思います。今回は、素敵な作品をありがとうございました!