1930年代〜40年代のイギリスで製造された「Myott Son & Co.」の手描き陶器コンディメントポットです。本体には大胆なオレンジ・イエローの幾何学模様が描かれ、蓋のグリーンは筆跡が残る美しい刷毛塗り。まさにアールデコ期の遊び心と芸術性が詰まった一点です。スプーンを差し込めるよう、蓋には切り込みが施されており、マスタードやピクルス、チャツネなどのコンディメント(薬味)を提供するための容器として使用されていました。ユニークなのは、本体両サイドの造形。片側は持ち手、もう一方はサーバーナプキンや小さなトングを差せるデザインとも解釈でき、見た目のインパクトと実用性を兼ね備えています。
・ブランド:Myott Son & Co.(イングランド)
・年代:1930〜1940年代
・材質:陶器(手描き)
・サイズ:約 高さ10cm × 幅13cm(取手含む)
・製法:ハンドペイント(底面に “HAND PAINTED H.W.147” の記載あり)
・状態:微細な塗装ハゲや経年のクレージングあり。アンティーク品としては良好。
・アールデコ特有の幾何学的な装飾と鮮やかな色使い
・マスタードやジャム、ピクルス入れなど多用途に使える実用アンティーク
・コレクターズアイテムとしても人気のMyott社製品
・ティータイムや食卓を“英国らしく”彩るアクセントピースに
・ミッドセンチュリーやレトロモダンなインテリアに好相性◎
王冠のマークは「Myott Son & Co.」社(イギリス)のバックスタンプ(裏印)であり、同社のメーカー標識です。Myott Son & Co.(マイオット・サン・アンド・カンパニー)は、1898年にイングランドの陶磁器の名産地「ストーク・オン・トレント」で創業した陶器メーカーです。多くのイギリス陶器メーカーと同様に、王冠のモチーフは「英国王室の格式」や「イングランド製であること」を象徴するためによく使われていました。王冠マークの上に「MYOTT SON & CO. ENGLAND」の文字、下に「HAND PAINTED」「H.W.147」と書かれており、これは製造元・製法・品番を示しています。※AIによる調査を参考にしています。
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来月に引っ越しをするので、新居にて使いたいと思います。今回は、素敵な作品をありがとうございました!