フランスを代表するガラス工芸家ルネ・ラリック(R. Lalique)による、1930年代頃のアンティーク香水瓶《Cactus》。丸みを帯びた球形フォルムに、凹凸のある突起が全体に規則正しく施され、突起の先端には濃いブルーの着色がアクセントとして加えられています。蓋も本体と同じ意匠で統一されており、まるで宝石のような存在感を放ちます。底部には「R.LALIQUE FRANCE」の刻印があり、オリジナルであることが確認できます。アール・デコ期の美学を感じさせる逸品であり、ディスプレイはもちろん、香水ボトルとしての実用性も兼ね備えています。
・製造国:フランス
・サイズ:高さ 約9.5cm × 最大直径 約8.5cm
・素材:フロストガラス(艶消し仕上げ)
・着色:突起部先端にブルーの着色
・刻印:底部に「R.LALIQUE FRANCE」
・希少なオリジナルのラリック作品
・芸術性の高いアール・デコデザイン
・インテリアとしても魅力的な存在感
・ギフトやコレクターアイテムにも最適
・着色のブラックドットが光の加減で美しく映えます
突起のあるガラスデザイン(スタッズ状の装飾)は、特にアール・デコ期(1920〜1930年代)において、かなりの人気を博していました。アール・デコ(Art Déco)の特徴は、幾何学的でシンメトリカルなデザイン、工業的・機械的な美意識、表面装飾にリズムやパターンを取り入れる、高級感と装飾性を追求しながらも機能美を大切にするなどがあります。そのため、この時代のガラス製品では、ドット、リブ(波状)、突起(スタッズ)、繰り返し模様(レピティション)、フロスト加工やサチネ仕上げ(すりガラス風)などが多用されました。R. Lalique における突起デザインは、植物の実(イチジク、マルメロ、トゲのある種子)、水泡や真珠、宝石などの自然形態からインスピレーションを得て、繊細かつ有機的な突起をあしらったと言われています。※AIによる調査を参考にしています。
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来月に引っ越しをするので、新居にて使いたいと思います。今回は、素敵な作品をありがとうございました!