イギリス・ロンドンの老舗配管器具メーカー「H.PONTIFEX & SONS LTD」が製造した真鍮製のアンティーク蛇口です。ハンドルトップには「HOT」の表記と共に、製造元の「SHOE LANE, E.C.(ロンドン中心部)」の地名が、白い陶製インサートに記されています。全体は経年変化による味わい深い真鍮の風合いが魅力で、インダストリアルデザイン・アンティーク好きにはたまらない逸品。ヴィクトリアン末期〜エドワーディアン初期(1890〜1910年代)頃の製品と推定されます。
・材質:真鍮(ブラス)、セラミック製ハンドルインサート
・サイズ:約 長さ15.5cm(ネジ部含む)× 高さ9cm × 幅7cm
・接続口径:外ネジ 約20mm(※現代規格に合わせるにはアダプター要確認)
・重量:約470g
・生産国:イギリス
・表記:H.PONTIFEX & SONS LTD / SHOE LANE, E.C. / HOT
・ヴィンテージ真鍮特有の深みのある色味
・陶器トップのロゴデザインが美しく希少性あり
・ロンドン中心部の老舗製造元による確かな造り
・実用はもちろん、インテリア装飾や店舗什器にも最適
・配管パーツやリノベーションアイテムとして人気
"HOT"と表示されたこの蛇口は、「温水が使える」という当時としては先進的な住宅設備に対応した製品であり、インフラの発展と技術革新の象徴でもあります。ヴィクトリア時代(1837〜1901)末期からエドワーディアン時代(1901〜1910年代)にかけて、イギリスの都市部では水道設備の整備が進みました。当時の建物では、「冷水用の蛇口」と「温水用の蛇口」が別々に取り付けられるのが一般的で、混合栓はまだ普及していません。給湯はボイラー式やタンク式の温水供給によるもので、キッチンや洗面所、浴室などに「HOT」「COLD」それぞれの蛇口が設置されていました。※AIによる調査を参考にしています。
minne で購入
来月に引っ越しをするので、新居にて使いたいと思います。今回は、素敵な作品をありがとうございました!