19世紀初頭ナポレオン帝政時代のアンピール(エンパイア)様式のフラワーベースです。豪華なアンピール様式の特徴でもある月桂樹の実と葉の上に直線的なリボンの柄がシンメトリーに描かれています。『feuille verte(フィユ・ヴェール)』という緑の葉を意味するグリーンのガラスにエッチングで模様を彫り込み、その上に金彩で端正に描かれています。「Napoléon feuille verte」という言葉はナポレオンの息子たち(ナポレオンの血を引く子供たち)を意味する言葉です。こちらの緑はナポレオンを象徴する色でもあったのでしょう。華やかな金彩によって緑のガラスが際立っています。洗練されたデザインが金彩によって描かれ、それを焼き付ける高い技術で作られた花瓶は、長い年月を経てもなお美しく威厳があり格調高く大きな存在感を感じるものです。
全高:293mm
直径:94mm
口径:87mm
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商品コード : B170a085000
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来月に引っ越しをするので、新居にて使いたいと思います。今回は、素敵な作品をありがとうございました!