横幅:580 奥行:520 高さ:960 座面高:500 mm
材質:オーク 年代:1920年代 輸入:イギリス
▼ご注文からお届けまでに少しお時間を頂く商品です。お急ぎの場合は事前にご相談下さいませ。
▼生地やクッションは入荷時のままです。小さな破れや使用感がございますのでお写真にてご確認ください。
座り心地などご使用上は問題なくお使い頂けるレベルですが、ご希望であれば張替えも可能ですのでご連絡下さい(張替え費用¥15,000〜)
1920年代、イギリスで製作されたオーク無垢材のアームチェア。デザイン的には17世紀中葉の「クロムウェルチェア」を踏襲しており、直線的で重厚な構造に挽き物による装飾を組み合わせた威厳あるスタイルが特徴です。
フレームには堅牢なオーク材が用いられ、四方を繋ぐストレッチャーや脚部の挽き物細工には17世紀的なバロックの要素が色濃く見られます。一方で、直線的な背板や端正にまとめられたアームのラインは、20世紀の家具らしい理性的な構成感を漂わせています。背もたれと座面にはグリーンのレザー調張地が施され、縁を飾るスタッズが端正なアクセントとなっています。張地は入荷時のまま残されており、当時の空気感を宿したままの姿をご覧いただけます。
このようなクロムウェル様式のリヴァイヴァルチェアは、単なる椅子としての機能性を超えイギリス家具史の中で繰り返し参照される「古き様式への憧憬」を象徴しています。空間に据えることで、単なるクラシカルな趣味を超えた、歴史的な奥行きを感じさせてくれる存在となるでしょう。書斎や応接のチェアとしてはもちろん、インテリア全体の重心を支える一脚としても非常に魅力的です。
minne で購入
来月に引っ越しをするので、新居にて使いたいと思います。今回は、素敵な作品をありがとうございました!