スウェーデンを代表するガラスアーティスト、Erik Höglund(エリック・ホグラン/1932–1998)による、アートガラスです。
ホグランは、1950年代から1960年代にかけてスウェーデンの老舗ガラスメーカー「Boda社」に在籍し、プリミティブで温かみのあるデザインと、素材の魅力を引き出す大胆な表現で知られています。
動物や人物のモチーフ、そして独特の気泡技法など、唯一無二の世界観を持つ作品は、今なお世界中のコレクターを魅了しています。
Boda社で約20年間活躍したホグランは、1970年代以降、各地の工房と協力してスタジオ作品を制作しました。
晩年にはStrömbergshyttan(ストロンベリヒュッタン)やÅseda(オーセダ)などで、少数限定のサイン入り作品を数多く手がけ、本作もその一環として制作されたホグラン後期の創作活動を象徴する貴重な一品です。
こちらの作品は、1991年にStrömbergshyttan工房にて制作されたもので、400点限定のうちの172番目にあたる貴重な一点です。
透明なガラスの内部に浮かぶ黒いコア、その周囲を巻くように配置されたブルーとレッドの螺旋模様が、ホグラン特有のプリミティブかつ詩的な感性を体現しています。
強い存在感があり重厚感のある作品で、インテリアオブジェとして高い完成度を感じます。
底面には「Erik Höglund」「EH 1991 172/400 Strömbergshyttan」の手彫りカットサインが入っています。
■商品情報
Item No : 2045
Brand : Strömbergshyttan
Series :
Designer : Erik Höglund
Year : 1991
■Size
W7 H17.5 cm
■コンディション
ヴィンテージガラス特有の細かな傷が見られますが、特筆すべきダメージはありません。綺麗で良好なヴィンテージコンディションです。
※ガラス製品の特性上、製造上発生する気泡や細かな傷が見られる場合があります。可能な限り詳細画像を載せていますが、モニターでは確認できない傷や、光の加減で見られる擦れなどが入っている場合がございます。
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来月に引っ越しをするので、新居にて使いたいと思います。今回は、素敵な作品をありがとうございました!