横幅:435 奥行:370 高さ:515(最大620) mm
材質:ローズウッド 年代:1880年代 輸入:イギリス
▼座面生地・クッションとも張替え交換済みです。
名前の通りピアノを弾くために作られたイギリス・ヴィクトリアン後期のスツール。ロココ調やゴシック様式を取り入れてリバイバルされたデザインが流行していた華やかな時代を反映したような美しいデザインで、品があり格調高い佇まいで思わず目を奪われてしまいます。それもそのはずで“木の宝石”とも呼ばれるブラジリアンローズウッドの、それも無垢材で作られていますので存在感もひと際です。特有の力強くうねる黒縞と美しい赤褐色が特徴のブラジリアンローズウッドですが、今現在では絶滅危惧種に指定され輸出入に非常に厳しい規制がかけられて入手困難となっています。本来であればスライスして家具の表面に化粧張りとして使われる希少なローズウッドを無垢材のまま使用するというという贅沢さ。ハイクラスの貴族がコレクションアイテムとして所有していてもおかしくないレベルのピアノスツールです。
座面生地にはダメージがかなり蓄積されていましたので、中のクッション共に新しいものに張替え交換済みです。本体は一度全て解体したあと、接着締め直しメンテナンスを行っております。なおこちらにはピアノを弾くにあたって座面の高さが調節できるよう昇降機能があり、座面をくるくる回すことで内部のネジによって調整ができるようになっており希望の高さで固定することが可能です。ネジパーツにダメージがありましたので当店にて新しいものへ交換して調節しておりますが、座面を中央のネジ金具一本で支えている構造ですので座面を高くしますと若干ぐらつきが出てきます。構造上仕様のない部分ですので、その点ご理解頂ければ幸いです。
minne で購入
配送日時指定の変更等、早急に対応頂きました。 サポートが細やかでありがたいです。 とても素敵な椅子で、写真で見たよりも立派な作りに感動しています。一気にお部屋が華やかになりました。 大切に使わせて頂きます。ありがとうございました。