大正時代のプレスガラスの小皿です。
冬の朝、まるで池に張った氷を
割ってすくい上げたかのような
うすく、繊細なガラス。
その華奢な姿とは裏はらに、
永い時代を経てきたたくましいうつわです。
夏のイメージが強いガラスのうつわですが、
春の訪れを告げるウグイスと梅がデザインされ、
冬から春にかけて食卓へあげたくなります。
100年近くむかしのうつわとは思えないほど、
はかなげでモダンな雰囲気にあふれたデザイン。
ずっと眺めていたくなるような、美しさがあります。
型押しの機械でガラスを
量産できるようになった明治以降。
当時最新の技術でつくられていたガラスは、
気泡やゆがみ、表面のざらつきなどもあり、
現代のつるりとしたガラスにはない独特の質感。
むかしのガラス特有の、
手触りや温かみをお楽しみいただけます。
大きさはちょっとしたお菓子や
お惣菜、お漬物などを盛り付けるのに
丁度いい小皿サイズ。
ゼリーやアイスなどの冷んやりとした
デザートを合わせてもステキですね。
テーブルの上が華やぐ、飽きのこないうつわです。
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直径：10cm
高さ：1.3cm
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※一点あたりのお値段です。
▼ コンディション ▼
１客、フチにプレス時にガラスがはみ出し
ギザギザした部分があります。
（画像８・９枚目参照）
またプレスガラスは、その製造方法特有の
気泡やガラス質のヨレ、
プレス時にはみ出したガラス、
こまかなスレキズ等があります。
普段のご使用に差し支えるような
ダメージではないため
問題なくお使いいただけるかと思いますが、
急な温度変化や衝撃には気をつけて、
優しく扱ってあげて下さいませ。
現代の無機質なガラスにはない、
アンティークの味わいをお楽しみ下さい。
▼ おねがい ▼
現代の新品のうつわとは違い、
ひとつひとつ職人の手によって
生まれたうつわです。
ゆがみやスレ、小傷などがある場合もございますが、
味わいのある手仕事を感じてご理解いただける方に
お譲りできますと幸いです。
気になる点などがございましたら、
お気軽にお問い合わせ下さいませ。
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