25歳の時、家具職人の方の工房へ足を運んだのが職人を志したきっかけでした。
職業訓練校で家具作りについて学び、その後、北欧ヴィンテージショップ、木工所、家具会社の修理の部署で働き、2018年、妻の地元である愛媛県松山市に移住し「Tukuroi」を始めました。
お店の名前は前職で家具が毎日大量に処分される光景を見て、破けた洋服を繕うように、家具も修理しながら長く使う文化にしたいという思いを込めて名付けました。
修理は手間がかかる仕事です。ものによっては買い換えた方が安い場合もあります。それでも家具が子供や孫、次の世代に受け継がれていくことを願いながら、そしてこの仕事を誇りに思いながら、日々、修理という仕事に向き合っています。