Item No : 1085
Brand : Royal copenhagen
Series : Baca
Designer : Johanna Gerber
Year : 1969-1974
Size
φ6.9 H6.1 cm
「愛くるしい鳥のカップ」
ロイヤルコペンハーゲンのバッカシリーズのカップ。
BacaはNils Thorsson(ニルス・トーソン)を中心とした4人のデザイナーによってデザインされたシリーズ。
動物や植物をモチーフにしていて、ハンドペイントで描かれている部分は実際に絵付けをした絵付師により大きく異なるのが魅力的です。
こちらのカップのデザインはJohanna Gerber。
Bacaシリーズは鳥や魚をモチーフにしたデザインを見かけますが、こちらも鳥のデザイン。
愛嬌のあるくちばしの長い鳥が描かれていて、つい眺めたくなる作品。
サーモンピンクやオレンジ色に近い色で、カップ内側上部にもぐるっと絵付けされているのもワンポイントとなっています。
小さめのマグカップとして使ったり、盆栽を植えたりといろいろな使い方ができそうです。
当時、バッカやテネラはアルミニアという窯で製造していたため、現在のロイヤルコペンハーゲンの製品とは作風が異なります。
アルミニア窯はロイヤルコペンハーゲンを買収しますが、ロイヤルコペンハーゲンの名前を継承することとなったため、テネラやバッカシリーズはアルミニアとしてではなく、ロイヤルコペンハーゲンのブランドとして製造されることになりました。
製品の裏側に入るロゴも製造されていた時代によってアルミニアやロイヤルコペンハーゲンのものが混在しています。
裏側のスタンプやロゴにより製造された時代が判別できるのもコレクションとしてのポイントです。
バックスタンプについて
底面にはJohanna Gerberのサインが入っています。
バックスタンプの左側にある数字は、下(2068)がフォルムナンバー、上(800)デザインナンバーを意味しています。同じ製品であれば同じナンバーが振り分けられます。
Bacaシリーズが展開されていた初期はAluminiaのサインでしたが、1969年からはROYAL COPENHAGEN FAJANCEに変更されます。
こちらはROYAL COPENHAGEN FAJANCEのサインで、【G】の下に線が引かれているので1969年-1974年までの間に製造されたことがわかります。
口元に黒くシミのようなものが複数見られます。
その他特筆すべき大きなダメージはなく、全体的に綺麗なコンディションです。
minne で購入
配送日時指定の変更等、早急に対応頂きました。 サポートが細やかでありがたいです。 とても素敵な椅子で、写真で見たよりも立派な作りに感動しています。一気にお部屋が華やかになりました。 大切に使わせて頂きます。ありがとうございました。