フランス人デザイナーを起用して作られたぽってりとした形が可愛いピコウェアのティーサービスセット。
イギリスでピコーウェアが誕生したのは1932年。当時アルミ加工の先端技術を持っていたメーカーによって生産され始めました。
技術と品質が高いだけでなく、欧米の新鋭デザイナーを起用したことによりミッドセンチュリーデザインの先駆けともなる素晴らしいデザインのキッチンアイテムが生まれ、当時のイギリスで人気の高いブランドとなりました。
マーガレット・ハウエルのプロデュースにより人気が再燃しましたが、残念ながら2016年にメーカーもブランドも長い歴史に幕を閉じてしまいました。
1950年代頃のお品ですが、古さを感じさせず現代でも斬新で本当に素晴らしいデザインだと思います。
アルミにマグネシウムを混ぜたマグネリウムという素材は銀のような輝きをもっております。
このアルミニウム合金は表面が変色しにくく長期に渡り光沢が維持できることから、当時の主婦層を中心に爆発的なヒットをもたらしました。
【国】
イギリス
【年代】
1960年代
【サイズ】
トレイ:w40 d27.5 h4cm
ホットウォータージャグ:w18 d12 h9cm (内容量:約1000ml))
ティーポット:w25 dd14 h12.5cm (内容量:約1000ml)
ミルクジャグ:w11.5 d8 h9.5cm