横幅:520 奥行:535 高さ:400 (mm)
材質:ローズウッド 年代:1880年代 輸入:イギリス
▼座面生地は入荷時のままです(クリーニング済み)
無垢材のローズウッドで作られた、現代では考えられないほどの贅沢なスツールです。
”木の宝石”と呼ばれるローズウッド、大きくうねるような黒縞が特徴です。古くから高級家具に使用されてきた世界的な銘木。ですが現在ワシントン条約で絶滅危惧種に指定され輸出入に非常に厳しい規制がかけられています。特に現代における日本国内では出回っている流通在庫しでしか入手できず、それも次第に枯渇していくのではと思われます。それほど希少価値の高いローズウッドを無垢材で使用する最高級のスツールになります。
座面に張られた“プチポワン”を感じさせる刺繍も魅力の一つ。プチポワンとは18世紀にウィーンで流行した非常に細やかな刺繍のことで、なんと拡大鏡を使いながら1cm角の中に100〜300ステッチほど刺しこんであるとも言われています。その緻密で繊細な刺繍からまるで絵画のような華やかで美しい仕上がりになることから宮廷の貴婦人に愛されてきました。その芸術性から当時の貴族たちのステータスにもなっていたのでしょう。
今回ご紹介のこちらのスツール、1?pに100ステッチとまではいかないまでも相当な細かさで刺繍がされています。花瓶に色とりどりのお花を生けたデザインをしております。ただ100年以上前に作られたということで随分と色褪せています。目立った傷やほつれはありません。折角のプチポワンですのでクリーニングのみで出品をいたしました。張替をご希望の方はお気軽にご相談ください。
配送日時指定の変更等、早急に対応頂きました。 サポートが細やかでありがたいです。 とても素敵な椅子で、写真で見たよりも立派な作りに感動しています。一気にお部屋が華やかになりました。 大切に使わせて頂きます。ありがとうございました。