横幅:500 奥行:560 高さ:1080 (mm)
材質:マホガニー 年代:1910年頃 輸入:イギリス
座面生地・中のクッション共に入荷時のままです。クッション性はあまりありません。
オプションにてご希望の生地への張替も可能ですので、ご連絡頂ければ別途お見積り致します!
ずっしりとした良質なマホガニーでできたチェア。デザイン的にはウィリアム&メアリー様式を強く取り入れたスタイルですね。
ウィリアム&メアリー様式とは17世紀イギリスのバロック様式の一つ。ウィリアム3世と妻メアリー2世の共同統治時代(1689-1702)に流行した様式のことを指します。オランダ出身のウィリアム3世が優秀な家具職人を連れてきたことによりオランダの技術が広まって出来上がったスタイル。曲線的なストレッチャーや女性的なデザインが多く、ベルフットと呼ばれるカップを逆さにしたような脚元の装飾や透かし彫りの背面などが特徴です。
こちらのチェアが作られたのはアールデコの時代ですので、ウィリアム&メアリー様式を取り入れながらも全体的にシンプルにまとめられていますね。ベルフットやストレッチャーも曲線も非常に美しく仕上げられています。
こちらのチェアには木組みの緩みが見られましたのでクランプによる締め直し固定を行っております。クリーニングやビーズワックスでの磨き上げなど基本的なメンテナンスは行っておりますが座面生地とその中のクッション等はダメージが少なかったので入荷時のままにしてあります。ご希望でしたら張替え・クッション交換も承っておりますのでお申し付け下さいませ(別途料金が発生します)
minne で購入
写真通りの素敵な色とデザインでした。 ただ私には、カトラリー跡が少し気になりました。 レアなデザインだからこのくらいのお値段だったのかな?と思っています。