横幅:1655 奥行:320 高さ:2170 mm
材質:オーク 年代:1880年代頃 輸入国:フランス
非常に大型のホールスタンドのご紹介です!
1880年代フランスで作られたもので、ネオ・バロック(新古典復古)スタイルのデザイン。かつてルイ14世の時代に最盛期を迎えた荘厳・重厚なバロック様式から繊細で華やかなロココ様式を経て、前述の古典様式を上手く取り入れ華やかさと機能性を兼ね備えたネオ・バロック(新古典復古)というスタイルに移り変わっていきました。
そんな時代に作られたこちらの大型ホールスタンド。ここまで大きいものはあまり見かけないのではないでしょうか。家具というよりも壁面装飾の一部として組み込まれていたのではと推測されます。ここまで大きいにもかかわらず、そのほとんどがオーク無垢材とソリッドブラスで作られているというのですから驚きです。ホールスタンドはエントランスホールに置いて使われるものですが、この大きさが入るとなるとかつて使われていた玄関はどれほどの大きさだったのでしょうか…。
流石そのほとんどがオークの無垢材で作られているだけあって非常に頑強な造りをしています。乾燥による木の縮みが原因のわずかな隙間や、多少の色むらが見られる程度でダメージという程のものはありませんでした。
クリーニング・木組みの緩みチェック・オイルワックスによる保湿・接地面のガタつきチェック等の基本的なメンテナンスをするだけで綺麗に蘇りました。もちろんハットフックが緩んでいないか、引き出しの開閉にストレスが無いか等もチェック済み。発送前にもう一度ビーズワックスによる仕上げ磨きを行ってからお届けしますので安心してお使い頂けます!
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来月に引っ越しをするので、新居にて使いたいと思います。今回は、素敵な作品をありがとうございました！