【京都府】開館60周年記念 走泥社再考 前衛陶芸が生まれた時代（※終了しました）

1948年に八木一夫、叶哲夫、山田光、松井美介、鈴木治の5人で結成された走泥社は、その後、会員の入れ替わりを経ながら50年間にわたり、日本の陶芸界を牽引してきました。走泥社という団体の功績について一言で述べるとすれば、いわゆる「オブジェ焼」を世間に認知させたということになります。
　本展は走泥社の活動に焦点を当て、その意義や意味を再検証するものですが、50年という走泥社の活動期間全体を見渡した時、日本陶芸界におけるその重要性は特に前半期に認められます。というのも、1960年代半ば以降、例えば1964年の現代国際陶芸展を皮切りに海外の動向が日本でも紹介されるようになり、走泥社が時代の中で有していた「前衛性」は次第に相対化されていくからです。そこで本展では、走泥社結成25周年となる1973年までを主な対象とし、走泥社と同時期に前衛陶芸運動を展開した四耕会など走泥社以外の作家等も一部交えつつ、前衛陶芸が生まれた時代を振り返ります。

引用元：開館60周年記念走泥社再考 前衛陶芸が生まれた時代｜京都国立近代美術館

こちらの展示では、走泥社という陶芸団体の功績と意義を再評価し、日本の陶芸界における重要性を探ります。走泥社は「オブジェ焼」という独自のスタイルを世に広め、50年間にわたり日本をリードしてきました。本展では、走泥社結成25周年までを中心に、四耕会などの他の前衛陶芸運動とともに、前衛陶芸が生まれた時代を振り返ります。是非、この展覧会で日本陶芸界の興味深い歴史を体感してください。

開催予定

※イベントは終了しました。
2023年7月19日(水)～9月24日(日)

時間

10:00-18:00　金曜日は20:00まで（入館は閉館の30分前まで）

会場

京都国立近代美術館
〒606-8344 京都府京都市左京区岡崎円勝寺町26-1

休館日

月曜日（ただし、8月14日（月）、9月18日（月・祝）は開館）

入場

一般：1,700円
大学生：1,100円
高校生：600円

公式サイト

https://www.momak.go.jp/

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