イベント会場: 新井薬師梅照院

時を超える宝物: 新井薬師梅照院とその骨董蚤の市
　

　

新井薬師梅照院は、東京都中野区に佇む、深い歴史と文化の息吹を感じさせる寺院です。その魅力は、毎月第1日曜日に開催される関東で最も古い「新井薬師骨董蚤の市」にも表れています。この市では、陶磁器や古美術、着物や和装品から、伊万里、アート、クラフト、古民具、天然石に至るまで、多種多様な商品が出店され、訪れる人々を魅了しています。
　

🌸 歴史の背景

梅照院の創建は、天正4年（1586年）に遡ります。僧・行春によって創建されたこの寺院は、本尊に薬師如来と如意輪観音像を祀り、その霊験あらたかな本尊は、眼病治癒や子育ての利益で知られています。また、寺院の名前「梅照院」は、ある夜、庭前の老梅の梢から放たれた光明にちなんで名付けられました。
　

🏺 骨董蚤の市の魅力

新井薬師骨董蚤の市は、そのユニークな店舗と商品の多様性で、多くの訪問者を引き寄せています。陶磁器、古美術、着物など、和の美を感じる商品の数々は、訪れるたびに新たな発見があります。
　

🌿 境内とその周辺

広大な境内には本堂、不動堂があり、井戸水（白龍権現水）は一般に開放されており、多くの人々がこの水を汲みに来ます。また、毎月8のつく日には縁日が開催され、多くの露店が並びます。境内の北側には新井薬師公園があり、地域住民に親しまれています。
　

📚 歴史と伝統

梅照院は、その長い歴史を通じて多くの災難を乗り越えてきました。明治初期の火災、戦時中の空襲による被害など、数々の試練を経て、人々の献身的な努力により再建されてきました。これらの歴史的背景は、梅照院がただの寺院ではなく、訪れる人々にとって心の安らぎを与える場所であることを物語っています。

新井薬師梅照院とその骨董蚤の市は、歴史と現代が融合する貴重な場所です。その魅力は、過去から現代に至るまで、多くの人々に愛され続ける理由です。
　
　

❓よくある質問
　
Q1: 新井薬師梅照院の開門時間はいつですか？
A1: 新井薬師梅照院は、一般的に朝9時から夕方17時まで開門しています。しかし、季節や特別な行事によって変更される場合がありますので、訪問前に公式ウェブサイトで最新の情報を確認することをお勧めします。
　
Q2: 新井薬師梅照院で開催される骨董蚤の市について教えてください。
A2: 新井薬師梅照院の骨董蚤の市は、毎月第1日曜日に開催されます。関東で最も古い骨董市の一つであり、陶磁器、古美術品、着物、和装品、アート、クラフト、古民具、天然石など多種多様な商品が販売されています。訪れる人々には新たな発見と楽しみが提供されます。
　
Q3: 新井薬師梅照院へのアクセス方法を教えてください。
A3: 新井薬師梅照院は東京都中野区に位置しています。最寄り駅は西武新宿線の新井薬師前駅で、駅前から徒歩で約5分です。また、中野駅からも徒歩圏内です。公共交通機関を利用してアクセスするのが便利です。
　
Q4: 新井薬師梅照院で水を汲むことはできますか？
A4: はい、できます。新井薬師梅照院には「白龍権現水」と呼ばれる井戸水があり、多くの訪問者がこの水を汲みに来ます。この水は飲用水として利用でき、訪れる方々に清涼感と心の安らぎを提供しています。
　
Q5: 新井薬師梅照院の本尊は誰ですか？また、特別拝観はありますか？
A5: 新井薬師梅照院の本尊は薬師如来と如意輪観音像で、二仏一体の像として祀られています。この本尊は秘仏であり、通常は公開されていませんが、12年に一度、寅年のみ特別拝観が可能です。次の特別拝観期間に関しては、公式ウェブサイトで確認してください。
　
Q6: 新井薬師梅照院で行われる縁日はいつですか？
A6: 毎月8のつく日（8日、18日、28日）に新井薬師梅照院で縁日が開催されます。境内では多くの露店が出店し、食べ物や飲み物、お土産などさまざまな商品を楽しむことができます。地域の人々や訪問者に親しまれているこの縁日は、賑やかな雰囲気で楽しめます。
　
　
　
新井薬師 梅照院
〒165-0026　東京都中野区新井5-3-5
TEL:03-3386-1355
参詣時間：午前９時～午後５時

JR中央線・中野駅徒歩13分
西武新宿線・新井薬師前駅徒歩6分
JR中央線・中野駅下車（北口）バス5分
関東バス「新井薬師前」「北野神社前」下車1分