静嘉堂文庫美術館のコレクションには、武家文化の日常生活の中ではぐくまれたサムライの装身具である刀装具、提げ物の印籠根付の優品が豊富です。こうした近世の美術工芸品は、海外では浮世絵と同じく日本を代表する美術品として高く評価され、明治期以降、ネクタイピンやカフスボタンのようなおしゃれな品として、世界中の愛好家に愛玩、蒐集されてきました。本展では、こうしたいわば“サムライのおしゃれ”を御覧いただくとともに、おしゃれな江戸時代の人々の様子を活き活きと描いた、近世初期風俗画なども併せてご紹介いたします。
また、このたび静嘉堂で発見された、岩﨑彌之助の義父・後藤象二郎が1868年に英国ビクトリア女王から拝領したサーベルを初公開いたします。※国宝《曜変天目(稲葉天目)》も出品いたします。
引用元:静嘉堂文庫美術館
静嘉堂文庫美術館のコレクションに含まれるサムライの装身具や印籠根付など、武家文化の日常生活を垣間見ることができます。これらの美術工芸品は、近世の日本の美しい技術と繊細なデザインが組み合わさっており、海外でも浮世絵と並んで日本を代表する美術品として高く評価されています。
特に、近代以降、これらの装身具や印籠根付はおしゃれなアクセサリーとして世界中の愛好家に愛玩され、蒐集されてきたことに注目です。ネクタイピンやカフスボタンのような洗練された品として、その美しさと独自の文化的背景が魅力を放っています。
また、本展ではサムライのおしゃれな装身具だけでなく、江戸時代の風俗画も紹介されるとのことです。これによって、当時の人々の生活やファッション、その精巧な描写がよりリアルに蘇ります。日本の美と歴史に興味のある方には特におすすめです。ぜひ訪れて、これらの素晴らしい作品をご覧になってください。
- 会期
- ※イベントは終了しました。
2023年6月17日(土)~7月30日(日) - 時間
- 10:00 – 17:00 (入館は16:30まで)
金曜日は18:00 (入館は17:30)まで。 - 会場
- 静嘉堂@丸の内 (明治生命館1階)
〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-1-1 1F - 休館日
- 月曜日、7月18日(火)(7月17日(祝)は開館)
- 観覧料
- 一般 1500円
大高生 1000円
障がい者手帳をお持ちの方(同伴者1名〈無料〉を含む) 700円
中学生以下 無料 - 公式サイト
- https://www.seikado.or.jp/
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