商品ID:149171373

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三工舎 宮型柱時計 昭和初期頃【W260】

8,500円 (税込)

高さ:約53.5cm 幅:約23.2cm 奥行:約13.3cm (いずれも最大部)


三工舎の宮型柱時計、昭和初頭頃に製造された物です。
三工舎(合資会社三工舎)は大正5年(1916年)に名古屋市中区御器所で創業した時計製造メーカーです。
三角柱の各面に計三つの時計が付いた『三方置時計』や、硬貨を入れないと稼働しない『金庫時計』等の変わり種の時計が有名ですが、普通の柱時計・置時計も製作していました。

こちらの柱時計は本体の上部に屋根の庇のような装飾が付いた『宮型』と呼ばれるタイプの柱時計です。
シンプルな文字盤と、途中で一度細くなって先端部を強調するようなデザインの長短針との組合せで、時刻の視認性が非常に良いです。
凸の字のような変わった形の振り子室の窓には角を斜めに落としたカットガラスが入っており、稼働中は振り子の動きに合わせてカットされた部分に反射光が映り込んで光り、独特な雰囲気を醸し出しています。
側面の上部には長方形の窓があり、ムーブメント(機械)を覗き見ることが出来ます。

振り子室の内部にはメーカーを示すプレートが取り付けてあります。
三工舎は戦後に中区伊勢山町に移転(その後昭和27年に解散)するのですが、こちらのプレートは住所が「GOKISHO.NAKAKU.NAGOYA」なので昭和初頭〜戦前の物と推測出来ます。

各部に経年による傷や文字盤の枠のメッキの痛み等はありますが、目立つような大きな傷や割れ・欠け等は無く、全体的な程度としては経年なりの平均的な状態だと思います。

時打は毎正時(0分)に時刻の数、コーンコーンというやや高目のよく通る音で鳴ります。

分解整備済み、振子・巻き鍵も付属します。
精度は季節(気温)やゼンマイの巻き始めと解ける寸前でも変わりますが、きちんと調整すれば平均して±0から2-3分以内/日で稼働しますので、充分日常的に使用する事が出来ます。


090-2106-9489

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