Sarreguemines サルグミンヌ窯
シリーズ名 【CARMEN】
サルグミンヌの大変古いシリーズ「Carmen」のディナープレートです。木苺や花、蝶などが、細密な植物画のように青色の濃淡で施されています。フランスの田舎を連想させる素敵なお皿です。よく見るとインクの細かな飛びなど（写真５）上がり具合にやや難があり、販売に至らなかったデッドストックと推測されます。そのため120年〜150年経った現在でもなお、製造された当時のような状態を保ち、まだまだご愛用いただけるプレートです。
▶窯元：Sarreguemines サルグミンヌ窯
▶シリーズ名：CARMEN
▶状態：デッドストック
▶サイズ：直径232mm×高さ22mm
▶タイプ：ディナープレート
▶年代：1875〜1900
Sarregueminesサルグミンヌは1784年に創業されたフランスの陶磁器ブランドです。 ナポレオン３世の庇護を受け、上流階級を顧客とした質の高い作陶で発達しました。1900年代以降は少しづつ大衆化していきながら、Digoin（ディゴワン）窯と合併して気軽で親しみやすい器を数多く製造しました。2007年に閉窯しましたが、フランスでも日本でもいまだに根強い人気があります。
